1区北部にあるタンディン市場
ホーチミン最大の市場で観光スポットになっているところといえば、ベンタイン市場。
ガイドブックで必ず紹介されていますし、街の中心部にあって行きやすいので、はじめてホーチミンを訪れる方は、必ずといっていいほど足を運ぶことと思います。
滞在時間に余裕のある方、2回め以降のホーチミン旅行の方は、ちょっと足を伸ばして1区北部にあるタンディン市場を訪れてみませんか?こちらはよりローカル感が強いですよ。
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生鮮食品から雑貨、食堂街までなんでもそろうタンディン市場。
こちらで特徴的なのは、布屋さんが多いこと。市場の外、向かいの通り沿いにも布屋さんが並んでいます。在住者はここで布を買い、オーダーメイドで洋服を作る方が多いです。
タンディン市場の外観
市場内の布屋さん。高く積まれた布の中から掘り出し物が見つかるかも!?
1区中心部からはタクシーで10分ほどの距離。歩くのは少し厳しいかもしれません。近くにはピンク色のタンディン教会やレヴァンタム公園、バインセオ(南部の名物料理。ベトナム風お好み焼き)の名店「BANH XEO 46A」があるので、セットで訪れるといいでしょう。
タンディン教会
タンディン市場に2軒あるワンタン麺屋台

・・・と前置きが長くなりましたが、今回はタンディン市場の食堂街にあるワンタン麺屋台をご紹介。ワンタン麺の屋台が2軒あるので、2回に分けてお店を紹介したいと思います。
ちなみに、食堂街は市場の外(屋根はあります)にあります。
市場に面するNguyen Huu Cau通りから入るといいですよ。
2軒並んでいるうち、左が「GIANG LAM KY(江林記麵擋)」、右が「QUANG CHAU(廣州)」というお店です。どちらも店主は中華系の人でしょうか、漢字表記もありますね。
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GIANG LAM KY(江林記麵擋)を紹介!
メニュー

いろいろな麺がありますが、ワンタン麺を注文。ドリンクは置いていないので、向かいのジュース屋台で生絞りオレンジジュースやサトウキビジュースを買うといいでしょう。
メニューは他に、魚やエビが入った面、ワンタンスープ、フーティウ(ベトナム南部名物の細米麺)などがありますよ。メニューを見ると、麺は1玉、2玉、3玉と選べるようです。

HOANH THANH MI(云呑麵) 35,000ドン(約175円)

まずは具をチェック!エビ、エビのかき揚げのようなもの、チャーシューの細切り、ひき肉、レタス、フライドオニオン、ネギとかなり具だくさんでおいしそうです!
やや固めにゆでられた細縮れ麺は、ツルツルしていて喉越し◎。
ワンタンもプリプリの食感でおいしいです。スープは南部サイゴン風で少し甘い味。
ほんのりレモングラス風味で、中国とベトナムの味が融合した1杯となっています。
個人的には、どん兵衛の“後のせサクサク”のかき揚げみたいな、エビのかき揚げが気に入りました。すぐ食べればサクサクの食感、少し時間を置いてから食べれば、スープを吸ってトロトロになったものが楽しめます。かき揚げは1枚3,000ドン(約15円)で追加できますよ。
~タンディン市場のワンタン麺屋台②「QUANG CHAU(廣州)」につづく~