本日は、わたしの思い出話です。ものすごく個人的な話(というほどの内容でもない…)ですが、良かったらお付き合いくださいませ☆
ホーチミンに住んでいたとき、食材の買い出しは主にローカルのスーパー・コープマートを利用していましたが、息子が早起きした朝は市場へ出向くこともありました。
当時、息子が赤ちゃんだったので、抱っこひもで抱っこして行ったり、ベビーカーにのせてお散歩がてらゆっくり歩いて行ったりしていました。
乾季で過ごしやすい気温のときでも、歩いているとじわじわ汗が出てくるほどだったので、途中で休憩しながら行きました。いい運動になり、今ではいい思い出となっています。
活気がある朝の市場
食材、生活用品、食堂・・・と何でもあって便利なベトナムの市場。
熱気と活気がムンムンで「これぞベトナム!」という感じがします。市場に来ると、何か新しいものや珍しいもの、面白いものが見つかりそうでワクワクしました!
ベトナムの野菜売り場は色とりどり。
ベトナム人主婦を中心に、多くの人でにぎわっています!
「早朝に来ると食材の種類が豊富なんだな~」と思ったものです。
この日は身の太い、新鮮そうなサンマを発見。
見た瞬間、「今日の夕食はサンマの塩焼きに決定だ!」と思いました。
2尾買うと、ハサミを使って器用にワタを出してくれましたよ。
この日はトムヤムクンを作ろうとしていたので、海老をこちらで購入。
種類や大きさにより、1キロあたり15万ドン~24万ドンまでの海老がありました。
「この海老が活きがいいわよ!」
とお姉さんにオススメされた、1キロあたり18万ドンの活きのいい海老を購入。
内訳は忘れてしまいましたが、全部で10万ドン(約500円)でした。
マンゴーは1キロあたり3万ドン(約150円)で、スーパーで買っているものの1/2~1/3の値段。レモングラスは2本で1000ドン(約5円)。新鮮で安いです!
こちらはベンタイン市場で買ったほうれん草、パプリカ、きゅうり。
値段は忘れましたが、ベンタイン市場(ホーチミン最大の市場で観光客も多く訪れるところです)ということもあり、割高でした。
その代わり、ベンタイン市場には他の市場にはない白い山芋や洋食に使うような野菜があって面白いですよ。
参考記事:ベトナムでポピュラーな食材、“紫山芋(Khoai mo)”
<この日買ったもの>
さつま揚げ(大1枚) 20,000ドン
サンマ(2尾) 15,000ドン
はまぐり(500g) 20,000ドン
レモングラス(3本) 1,000ドン
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計 56,000ドン
全部合わせても300円弱!安いですね~
さつま揚げは約100円とちょっと高いかな?と思ったけれど、レモングラスにいたっては、ナントたったの5円でした!
市場でチャーカー(ベトナム風さつま揚げ。日本のものより弾力があり、ディルなどハーブが入っています)を買ったときは、フライパンに油をひかずに両面を焼いてそのまま食べました。写真のものは焦げすぎましたが、揚げたての風味がよみがえりました。
これを①生姜醤油②醤油マヨ+七味で。ビールのあてにピッタリ!なおいしさでした。
市場での楽しみのひとつ、食堂街で食べる麺料理
市場に行くときは、ついでに市場内の食堂街で麺をすするのも楽しみの一つでした。
上の写真は数あるベトナムの麺料理の中でも一番好きなブンボーフエ。牛肉や豚足やスルメでダシをとったスープにレモングラスと辛みが効いています。
これが一言では言い表せないような、辛味・酸味・甘みが複雑に混じり合う深みのあるスープで絶品!ブン(米麺)も通常のものより太め(給食で出てきた“ソフトめん”ぐらいの太さ。若い方には分からないかな…)で、つるつるっとした食感でとてもおいしいです。
ある日は、フーティウ(ベトナム南部の名物麺)とラウマー(ベトナム版青汁)を地元の方と相席で。フーティウはたしか25,000ドン(約130円)だったと思います。
外国人だからか、ローカルな市場にいることを不思議がられて話かけられることも多々。「ngon(おいしい)」ぐらいしか話せませんでしたが、地元の人との交流が楽しかったです。
「早起きは三文の徳(得)」といいますが、早朝から出かけてみると、いいことがいっぱいありました!地元の人たちのパワーに圧倒されて、色鮮やかな野菜を見て、パワーをもらえる感じ。旅行で再びベトナムを訪れることがあれば、早朝の市場にはぜひ出かけたいです。