大須商店街にできたベトナム料理店
多国籍料理店、古着店、電器店、リサイクルショップ、激安スーパーなどさまざまなお店が集まり、老若男女を問わず、外国人旅行客にも人気のある大須商店街。
そんな「大須」に、今年8月にオープンしたベトナム料理店「フォーゴン 大須店」。
栄の旧中日ビルの裏手ある「フォーゴン」の2号店です。→栄店の詳細はこちら
複数の通りから成る大須商店街ですが、「フォーゴン 大須店」の場所はわかりやすく、東仁王門通りの入口にあるシンボル・招き猫のすぐ近くになります。
奥に見えるのが招き猫。
大須への最寄り駅は、鶴舞線「大須観音駅」か名城線「上前津駅」になりますが、フォーゴンへ行く場合は「上前津駅」で降りると便利で、徒歩3分ほどで着きます。
ステーキのお店の2階がベトナム料理店。
ベトナムらしいランタンとアオザイ姿の女の子が描かれたかわいい看板が目印です。
外には主力メニューの看板が。
階段を上がって2階へ。
入口。
細長い店内には客席が40席ほど。お手洗いもあります。
禁煙で、Wi-Fiが使えます(パスワードはテーブルにあります)。
お客さんは、私以外全員ベトナム人で驚きました!
6名いたスタッフも全員ベトナム人です。
窓側に吊るされたホイアン名物のランタン。カラフルできれいですね。
蓮の花をかたどった店内のライト、ノンラー(ベトナムの伝統的な円錐形の帽子)の飾りがベトナムにいる気分にさせてくれます。
メニュー
ランチメニューはなく、単品での注文となります。
メニューをすべて見てみましょう!
前菜など
麺、バインミー
一番人気はベトナム中部・フエ名物の“ブンボーフエ“なのだとか。
豚足や牛肉などを煮込んだ深みのあるピリ辛スープが絶品の麺料理です。
タピオカ粉入りのもちもちした麺が特徴の“バインカン”。
写真を見ると、蟹爪が入っているようですね〜。
バインセオとブンダウマムトムは平日のみのメニュー。
ベトナム版お好み焼きと呼ばれる“バインセオ”は、米粉・ココナッツミルク・ターメリックの生地に、豚肉・エビ・モヤシなどを入れてパリパリに焼き、サニーレタスや香草で包んで食べる家庭料理。ヌックマム(魚醤)をベースにしたタレ(ヌクチャム)をつけて食べます。
“ブンダウマムトム“は、揚げ豆腐とブン(細い米麺)を“マムトム”という発酵海老味噌だれで食べる麺料理。具にゆで豚、さつま揚げ、きゅうりやハーブなどがつくことも。
ベトナム風揚げパン“バインクアイ”。
フォーに入れると食べごたえが出ておいしいです。
チェー(デザート)、ドリンク
デザートは“スアチュアミット“という、ジャックフルーツにヨーグルトと練乳をかけたものもあります。
ブンネムルイをいただきました。
ブンネムルイ 900円
レモングラスの香りがする豚肉のつくねが、ブン(米麺)の上にのっていて、なかなかボリューミー。
つくね(ネムルイ)は、レモングラスの茎または串に刺した状態で焼いた、細長いものを想像していたのですが、一枚のステーキ肉のように成形されたものがカットされていました。
レタスとなますが添えられていて、上には砕いたピーナッツがたーっぷり!
底からすくうようにして、よく混ぜていただきます。
タレはゴマドレのような味でコクと甘みがあり、麺やつくねによく絡みます。
カリッカリのピーナッツの食感がアクセントになっていました。
途中で辛味を足すのが好きなので、ベトナム版ラー油(写真手前のもの)を入れました。
そういえば、箸が使い捨てのものも一緒に置かれていたのが印象的でした。
このラー油が少量でもとても辛かったです!
ピリッと味を引き締めてくれて、また違ったおいしさを楽しめました。
他にヌックマムやにんにく酢、チリソースもありますのでお好みで味を変えてみてください。
ベトナムの麺類はこうやって味を変化させて楽しめるのも醍醐味のひとつですね。
街や地元を歩いていてベトナム人とすれ違うことが多くなり、2学期には息子のクラスにベトナム人の転校生が仲間に加わったりと、身近でもベトナム人が増えていると感じているところです。
それに比例するように、現地さながらのベトナム料理が食べられるお店が増えていて、ベトナム人と触れ合える場所・懐かしさを感じられる場所が増えてとてもうれしいと感じています。
栄にある1号店の詳細はこちら
【名古屋市中区栄】ベトナム感満載★ディープなベトナム料理店「フォーゴン」
フォーゴン 大須店
facebookページ
住 所:愛知県名古屋市中区大須3-33-25 ※地下鉄名城線「上前津駅」9番出口から徒歩約3分
T E L :052-211-8997
営業時間:10:30~20:30(月曜定休)