1区北部にあるベトナム料理教室
ある日やって来たのは、布市場として知られるタンディン市場の北側を走るチャンクアンカイ(Tran Quang Khai)通り。
並木道が美しく、交通量が多い大きな通りです。
当時のベトナム戦争の様子を伝えているカメラマン・石川文洋氏の下宿先があったのはこの通りだそうです。
さて、この日の行き先・ベトナム料理教室「The Vietnamese COOKING CLASS」のある114番地を探します。
注意深く看板を見ながら歩き・・・
おっと、ありました!
黄色の看板のお店の2階です。
見上げると、控えめに看板が出ていました。
さぁ、2階へと上がっていきましょう。
細く、薄暗い階段を上がるときはワクワクします♪
途中で壁に描かれたベトナミーズアートに遭遇!
繊細で美しい模様で、しばし立ち止まって見とれてしまいました。
2階に上がったところで住人の方に会い「料理教室はこっちだよ」と教えてくれました。
左へ進んだつきあたりに料理教室があります。
ブンタウ出身・20代の女性が切り盛りする料理教室
「すみませ~ん、10時から予約していた者ですが・・・」
と言いながら中に入ると、先生が奥から出てきて、まずは挨拶を交わしました。
この日の参加者はわたしのみ。
テーブルには必要な道具や材料がすでにセッティングされていました。
こちらはブンタウご出身・20代のミー(My)先生。
ブンタウ(Vung Tau)はホーチミンからバスで片道2時間ほどの場所にある海の町です。
「料理教室を開きたい」という夢を持ち続けていたミー先生。
ベトナム料理の研究をはじめ、心地良い教室空間を作るためのインテリア、ティーチング、デコレーションについてなど勉強を重ね、準備に向けて着々と準備を進めて、2017年10月についに念願の自身の料理教室をオープンさせました。
現在は、ヘルプスタッフが1名いますが、運営はミー先生が1人で行っています。
「ロゴはデザイナーさんにお任せしたんだけど、蓮の花はどうしても入れてもらいたくて。最初はピンク色のロゴにしていたんだけど、ベトナムらしく赤い色にしてほしいと頼んだの」とミー先生。
この日習ったベトナム料理3品
- 蒸し春巻き(Steamed rice paper rolls)
- バナナの花とチキンのサラダ(Banana blossom salad)
- バインセオ(Vietnamese pancake)
※この記事を含め、4回に渡って記事をお届けします。
長くなりますが、お付き合いいただけるとうれしいです。
キッチングッズのお土産もあります
クッキングスペースの奥は、試食スペースとなっています。
ここにはキッチングッズが飾られていて、お土産に購入することもできます。
※胡椒、フォーのキットなど一部購入できないものもあります
気になる方は帰りに購入してみてはいかがでしょうか。
ちなみにわたしは、レッスン中に使ったものと同じキッチンバサミを購入しました。
価格
- ピーラー 44,000ドン(約220円)
- キッチンバサミ 112,000ドン(約560円)
- ギザギザ包丁 44,000ドン(約220円)
- コーヒーフィルター 44,000ドン(約220円)
- オリジナルエプロン 330,000ドン(約1,650円)
- カゴバッグ(小) 66,000ドン(約330円)
- カゴバッグ(中) 77,000ドン(約385円)
- カゴバッグ(大) 88,000ドン(約440円)
試食スペースの奥にはスタッフルームとお手洗いがあります。
さぁ、エプロンをつけて、最初の料理・バインクオン(Banh Cuon、蒸し春巻き)を作りましょう!
~蒸し春巻き編につづく~