種類豊富なベトナムの麺料理
ブン(米麺)、フーティウ(半乾燥させた米麺)、ミエン(春雨)、ミー(中華麺)、バンカン(タピオカ粉入りの麺)・・・と種類豊富で奥が深いベトナム麺の世界。
「ブン」ひとつとってみても、
左:ブンティットヌンチャーヨー(炭火焼肉と揚げ春巻きのせ和え麺)
右:ブンボーフエ(ピリ辛牛肉麺)
左:ブンモック(豚肉団子入りの汁麺)
右:ブンチャー(炭火焼肉と肉団子入りのつけ麺)
左:ブンダウマムトム(揚げ豆腐のブン 発酵海老味噌だれ)
右:ブンリュウクア(蟹入りトマトスープ麺)
と、こんなにもたくさんの麺料理があるんです。
そのため、それに比例してインスタント麺の種類も豊富。
スーパーではインスタント麺売り場のスペースが広く取られています。
ホーチミン市内のスーパーにて。
端から端まで、たくさんの種類のインスタント麺が並んでいます。
ということで、これからお土産にもぴったりなインスタント麺を
【ベトナム・インスタント麺図鑑】とシリーズ化して紹介していきます。
前置きが長くなりましたが、最初にご紹介する麺は~
第1回 VINA ACECOOK社「BUN MAM(ブンマム)」
コープマート(スーパー)で1袋6,200ドン(約35円)でした。
VINA ACECOOK(エースコックベトナム)は、ベトナムの即席めん市場でシェア1位(5割以上)を握る会社。
前回ご紹介しましたが、ブンマムは魚の発酵調味料が入った汁麺です。
レモングラス風味の濃い味のスープに、海老・イカ・茄子などたくさんの具がのります。
袋の中身と作り方
左の春雨に見えるものが乾燥させたブン。
他にスープの素(粉末&液体)、かやく、オイルが入っています。
丼に麺とスープを入れ、熱湯を注いで(できればフタをして)5分待ちましょう。
ベトナムでは、このように鍋を使わずに袋めんを調理するのが一般的です。
できあがり!
感想
味の再現度:★☆☆☆☆
マムカー度:★★☆☆☆
オススメ度:★☆☆☆☆
液体スープの素の封を切ったときはマムカー臭が漂っていましたが、
実際に食べてみると、それほどマムカーの風味を感じませんでした。
レモングラスも魚介もあまり風味が感じられず、
言われなければブンマムだと分からないかも。。。
なので、ちょっと癖のあるブンマムが逆に食べやすくなっていると思います。
ベトナム料理好き・ベトナム通のお友達には、定番のフォーではなく、
変わり種のブンマムをお土産にするのもいいかもしれませんね。