~ヌックマムのテイスティング編のつづき~
ベトナムらしい食材、かぼちゃの花とディル
ヌックマムの味比べをした後は、1品目の「かぼちゃの花と海老&ディル詰め(PUMPKIN FLOWERS STUFFED WITH PRAWN & DILL)」を作りました。
ベトナムでは新鮮な海老がたくさん獲れるようで、わたしの家の近くのスーパーでもベトナム産の海老が売られています。
海老に限らず、パックに「ベトナム産」とあると親近感を覚えます。
また今回の主役・かぼちゃの花は、ベトナム南部で一般的に食べられています。
(他にも食べられる花があります)
食用の花や野菜、ブン(米麺)を入れて食べる花鍋(ラウ・ホア)
こちらはディル。フサフサとした細かく繊細な葉を持つハーブです。
魚介類と相性が良く、トマト味のスープに使われたりします。
レッスンで使う材料。色とりどりできれいですね。
ビン先生が材料について説明をしてくれました。
珍しい食材に興味津々です♪
買い物体験からスタート!
教室の外には市場を模したスペースがあり、1品料理を作るごとに、作る前に市場スペースに行って必要な材料を取ってきます。
壁一面の風景は、ダラット(Dalat)の市場の写真だそうです。
黒板にはその料理に必要な材料&分量が書かれているので、こちらを見ながらザルに材料を入れていきます。
鶏肉やシーバスはあらかじめカットした状態で置かれています。
ザルを持ちながら、黒板の英語を眺めてしばらく立ち止まっていると、スタッフが代わりに材料を取ってくれて助かりました。
まるで市場のようですね!
「かぼちゃの花の海老&ディル詰め」に必要な材料が揃いました!
タネをつくる
まずは先生のお手本を見学します。
次に自分で実際にやってみます。すり鉢の中に新鮮な海老、ディル、ニンニクのみじん切りを入れて、すりこ木でペースト状になるまでつぶします。
ヌックマム、塩、コショウを入れ、ビニール手袋をはめた手でよく混ぜ合わせます。
かぼちゃの花にタネを詰めていきます。
タネを詰めるときに花が破れそうになり、結構難しかったです。
油で揚げる
片栗粉、卵白を用意して、衣をつけます。
できあがり。
これを180℃に熱した油に入れて、3~4分揚げます。
揚がったかぼちゃの花。余分な油をキッチンペーパーで吸い取ります。
盛り付ける
お皿に盛り付け、細切りにしたパプリカやディルを散らしてできあがりです!
できあがったものをすぐに試食しました。
海老がプリップリでおいしかったです!
ヌックマムの下味がついているので、タレをつけなくてもこのままでOK!
日本ではかぼちゃの花を手に入れることは難しいですが、ピーマンや椎茸に海老を詰めてみてもおいしくできそうですね。
~くらげ入りチキンとキャベツのサラダ編につづく~