日本で買えるベトナム食材シリーズ。
第13回は、株式会社アイ・ジー・エムより出ている「フーティユボーコー」を紹介します。
フーティユ(フーティウ、hủ tiếu)は主にベトナム南部で食べられている人気の細米麺で、柔らかくつるっとした喉越しを楽しむ北部のフォーに対し、半乾燥させてから裁断するためコシがあります。
ボーコー(bò kho)はスパイスやハーブの香りが効いたベトナム版ビーフシチューで、とろみはなく、サラッとした口当たり。具の牛肉が柔らかく煮込まれていて、口の中でホロホロとくずれます。ちぎったバゲットに吸わせて食べると、とてもおいしいです!
※イメージ(写真の麺はフーティウではなく、フォーです)
そんな米麺・フーティウとビーフシチューが合わさった“フーティウ・ボーコー”が手軽に食べられるのがこちらの商品です。
●「アイ・ジー・エム」の紹介ページ
http://www.igmjp.com/product/vietnam/bokho
※商品はアイ・ジー・エムさんよりご提供いただきました
中には1人分の乾麺(ベトナム産のフーティウ麺)、レトルトのビーフシチューの具、液体スープ、香味油が入っています。
カロリーは1食(263g)当たり281kcalです。
調理方法はパッケージの裏面にイラスト付きでわかりやすく書かれています。
まず米麺を沸騰したお湯で3分間ゆでます。
その後、レトルト具材を3分間加熱します。
その間に、どんぶりに液体調味料を入れ、熱湯を150cc注ぎ、
レトルト具材を入れます!
ゆで上がった麺を湯切りして入れ、よく混ぜ、お好みで香味油を入れてできあがりです。
食べてみると、ホーチミン市の「PHO QUYNH」で食べたビーフシチューのフォーを思い出させるスープの味。
スパイスの香りが強めで、味も濃いめですが、辛くはありません。
具の牛ハラミ肉、人参、玉ねぎがやわらかいです。
パクチーやねぎなど、緑色の香味野菜を加えるとよりおいしくなりそうです。
食事としてしっかり食べたいときは、バゲットを添えるといいと思います。
よりベトナム感を味わえますよ。
レア(?)な麺料理が日本で手軽に食べられるのがうれしいですね。
こちらもあわせてご覧ください。
ビーフシチューのフォーが名物☆24時間営業のフォー専門店「PHO QUYNH」
【ベトナム・インスタント麺図鑑】~第27回 Hu Tieu Bo Kho~