日本で手に入るベトナム食材
ときどき、週末にベトナム料理を作ることがあります。
(本当にときどきですが。。。)
やっぱりベトナム料理はおいしいし、みんなで食べるとよりおいしい!
食材は、輸入食材店やベトナム人オーナーの食材店で調達しています。
近所のスーパーにはフォーの乾麺やライスペーパーがあるので重宝しています。
いまでは乾麺やヌックマム(ベトナムの魚醤)から、フレッシュな(または冷凍の)レモングラスまでインターネットで手軽に買えるようになりました。
日本で手軽にベトナム料理を作って楽しみたい!
それで、以前から「やってみたいなぁ」と思っていたのが、“日本で買えるベトナム食材をレシピとともに紹介する”という企画。“企画”というと大げさですが。。。
- 異国の食材って興味はあっても手を出しにくいなぁ。。。
- これからベトナム旅行に行く前に、予行演習としてベトナム料理を食べておきたい!
- ベトナム旅行から帰ってきた(またはベトナムに住んでいて本帰国した)けれど、日本でも再びベトナムの味を手軽に楽しめたらいいなぁ
- ベトナム食材をいただいたけれど、どう使っていいか分からない。。。
と感じている方のお役に立てたらうれしいなと思ったんです。
また、日本に住んでいながらずるずると続けている当サイトですが、これまでは、これからホーチミン旅行に行かれる方向けに記事を書いていましたが、今後は日本在住でベトナム料理が好きな方向けにも記事を書いていきたいと思ったんです。
微力ながら、ベトナム料理のおいしさを広め、そこから「ベトナム」という国や文化にも興味を持ってくれる方が増えたらいいなぁと思っています。
これから、ベトナム食材を専門に扱っている株式会社アイ・ジー・エム様のご協力のもと、「日本で買えるベトナム食材」の紹介をしていきたいと思います。
他社様の商品も今後紹介していく予定ですので、日本でベトナム料理を手軽に作ってみたい方に読んでいただけたら、この上なくうれしいです!
3月に新発売!「バロナバーベキューソース」
初回のため前置きがとても長くなってしまいましたが、第1回目は今年3月に発売されたばかりの「バロナバーベキューソース」を紹介します。
※商品はアイ・ジー・エムさんよりご提供いただきました
「バロナバーベキューソース」はベトナムのNam Phuong Food社のブランド“Barona®”と、日本のアイ・ジー・エム社のブランド“Xin chào!ベトナム®”の共同開発商品。
「炒める」「かける」「漬け込む」にも使える便利なソースです。
●「Nam Phuong Food」の公式サイト
http://barona.vn/
●「アイ・ジー・エム」の公式サイト
http://www.igmjp.com/product/vietnam/barona
味は3種類。
レモングラスソースは鶏肉に、ファイブ・スパイスソースは牛肉に、スウィート&サワーソースは豚肉に合うとのこと。
どのソースも辛味成分は入っていないので、子どもから大人までアジアンテイストのBBQを楽しめます。
1袋で3〜4人分作ることができますよ。
「レモングラスソース」を使ってみました。
最初は、3種類の中で一番気になった「レモングラスソース」から使ってみることに。
パッケージの裏には料理例として「チキンソテー レモングラス風味」のレシピが載っていて親切です。
ソースはこんな感じ。どろっとしていて、レモングラスの味が強く、ヌックマムの風味を感じます。
そして甘みが強いです。中にはレモングラスを細か〜く刻んだものが入っています。
パッケージの原材料欄を見ると、エシャロット、にんにく、玉ねぎ、オイスターソースも入っているようです。
☆原材料の詳細・アレルギー情報・栄養成分表示はこちら
1. チキンソテー レモングラス風味
今回、レモングラスソースで3種類の料理を作ったのですが、まずはオススメの「チキンソテー レモングラス風味」を作りました。
☆用意するもの
バロナソース 1袋(80g)
鶏むね肉 300g
☆作り方
①鶏むね肉をソースに30〜60分間漬け込む
②油を引いたフライパンで、①をソースとともに裏返しながらよく焼いていきます
③フライパンに残っているソースを上からかけながら更に焼いていきます
④肉に焼き色がつき中に火が通るまで、約15分焼けばできあがり!
ビニール袋に鶏むね肉を入れて、ソースを全量かけます。
袋の上から揉み込んで、このまま60分間放置。※時間のない方は30分で!
時間を置いたら、フライパンで中火で焼いていきます。
袋に残っているソースを絞り出して全部入れます。
7〜8分焼いて、裏返して更に焼きました。
焦げつかないか心配でしたが大丈夫でした!!
焼いているとヌックマムのいい香りがしてきましたよ。
できあがり〜☆
食べやすく切って、お皿に盛り付けました。
強いレモングラスの風味と甘い味がベトナムを思わせます。
冷めても柔らかく、おいしく食べられました。
新鮮なレモングラスは(愛知県では)あまり見かけず、手に入ったとしても価格が高め。さらに安い鶏むね肉で作れるのがいいなと思いました。
2. バインミー
次に試したのが、ベトナム人スタッフが数名いらっしゃるアイ・ジー・エムさんの社内で好評だったというバインミー(ベトナム風バゲットサンド)に使う方法。
バゲットに塗るレバーパテの代わりに、バロナソース、コンビーフ、マヨネーズを和えて使います。
混ぜる割合は、バロナソース1:コンビーフ1:マヨネーズ0.5。
混ぜ合わせるとこんな色になりました。味見してみると、これだけでもうおいしい!
バインミーの具材は牛焼肉と玉子焼きにしました。
牛焼肉の味付けは日本の焼肉のタレです。
バゲットは市販のものを使い、他にきゅうり、細ねぎ、パクチー、なますを用意しました。
大根と人参のなますはバインミーに欠かせない名脇役です。
☆なますの作り方
大根と人参少量(50gぐらい)を細切りにし、塩少々、砂糖大さじ1、ヌックマム(ナンプラー)小さじ1、ライムまたはレモンの絞り汁(ポッカレモン可)大さじ1で和えて、しばらく時間を置き、味をよくなじませます。
バゲットに切り込みを入れ、下部分にソースを塗っていきます。
具材をサンドしてできあがり!
お好みでトースターでカリッとさせてもおいしいです。
かじったあとの画像で失礼します。。。
レバーパテ代わりに使ったこのソースがベトナム感を強く出していました。
わたしはレバーが苦手なのですが、不思議とバインミーのレバーパテは食べられます。そして、大好きになりました。
レバーパテも苦手・・・という方にこのソースはいいなと思いました。
具材は玉子焼きや目玉焼きだけでもOKですし、お好きなものをはさんでくださいね。
3. コムタム(ベトナム南部名物の皿飯)
最後は、コムタムのスペアリブの漬け込みソースとして使いました。
クスクスのような細かいお米(砕き米)のごはんの上に、甘辛味の豚肉(スペアリブ)の炭火焼き“スーンヌーン(Sườn nướng)”や目玉焼きなどをのせたワンプレート料理(皿飯)のこと。付け合せにトマトやきゅうり、なますが付いてきます。ベトナム人は朝からコムタムを食べる人も多いです。
これもソースに漬け込んで焼くだけ。
魚焼きグリルで焼くと焦げ目がついて、本場に近いものになります。
※ベトナムではお肉を炭火で焼いています
ただ、焦げやすいので注意してください。
ネギ油の作り方など、こちらの記事を参考にしてください。
【レシピ付】ベトナム南部の庶民的な名物料理“コムタム”を作ろう!
レモングラスソースのまとめ
レモングラスの味が濃い&甘いソースで、ベトナムを思わせる味。
想像していたより甘く、辛くないので、子どもでも食べられました。
揚げ豆腐に塗って焼いてみたり(現地で人気の料理・揚げ豆腐のレモングラスがけ風のものができそう)、野菜と一緒に炒めてごはんにのせてもおいしそうです。
残り2種類のバロナソースの紹介は後日のお楽しみに♪
バロナBBQ ファイブ・スパイスソース【日本で買えるベトナム食材②】