海老と豚肉入りのベトナムの生春巻きを紹介した「基本編」。
今回は、「アレンジ編」をお届けします。
アレンジ編では、ベトナム風ではありませんが、ライスペーパーでサーモン&アボカド、エビフライ、唐揚げ、ハム&チーズ、長芋、バナナと自由に巻いてみました♪
1. サーモン&アボカド
サーモンとアボカドの組み合わせは絶対においしいはず!と巻く前から楽しみにしていました。
ライスペーパーの手前部分にサニーレタスと縦半分に切ったスライスチーズを置き、その上に薄切りにした刺身用のサーモンとアボカドを交互にのせます。
ライスペーパーの手前部分を折ったあと、両端を折り、手前からくるくると巻いていけばできあがり!
タレは、マヨネーズ、わさび、醤油を和えただけ。
混ぜる割合はお好みで♪このタレが簡単でとてもおいしいです!
巻きが甘いと上の写真のように中がスカスカになってしまいますので、しっかりと巻きましょう!
2. エビフライ・唐揚げ
次は子どもでも食べられるものを、と考えてみたところ、エビフライと唐揚げにたどり着きました。
それだけでは具が少し寂しい感じがしたので、サニーレタスと薄焼きたまごも入れてみました。
ライスペーパーが大きめなので、1枚でエビフライを2尾使いました。
サニーレタスを敷いてから、エビフライの尻尾が両端に向くように2本置き、薄焼きたまごものせます。
尻尾を見せるため、今度は両端を折らずに巻いていきます!
つけだれは子どもでも食べやすいオーロラソースにしてみました。
マヨネーズとケチャップを1:1の割合で混ぜ合わせたソースです。
そのままでも良いエビフライと唐揚げを敢えてライスペーパーで巻いてみると、おもてなし風の料理になりました。
3. ハム&チーズ・長芋
次は揚げ春巻きを作ってみました。
こちらも子どもでも食べられるものをと、ハム&チーズを選びました。
細く切ったスライスチーズとハムを巻いていきます。
揚げる前の状態。
冷蔵庫に長芋があったので、長芋もついでに巻いてみました♪
2種類の春巻きを揚げたところ。
揚げた時間が長かったのか、チーズが中から飛び出してしまいましたが、それもまたおいしかったです。
長芋はホクホクした食感に♪
2種類を醤油で食べましたが、ビールのおつまみに良い感じでした!
4. バナナ
最後は、ライスペーパーでデザートはできないかな?と考えて、バナナを巻いてみました。
ベトナムには、チュオイチエン(Chuoi Chien、揚げバナナ)というおやつがあるので、クセのないライスペーパーで巻いて揚げてもおいしいはずと思ったのです。
ベトナムのバナナの種類は実に約30種類!
加熱用のバナナもありますが、ここは日本なのでスーパーで売られている生食用のものを使います。
参考:ゆでてから食べるベトナムの小さいバナナ“Chuoi sap”
1本のバナナを半分にカットし、さらに縦半分にカットします(=1本のバナナから4本の春巻きができます)。
ライスペーパーに包んだバナナを揚げたら、冷まし、上にバニラアイスをのせて、チョコソースをかけてできあがり!ナッツをトッピングしても合いそうですね。
冷めたライスペーパーはもちもちした食感でクレープのよう。
言われなければ(目を閉じて食べれば)ライスペーパーだとは分かりません。
揚げたバナナは甘みが増しておいしかったです。
以上、アレンジ編をお届けしましたが、具のバリエーションはたくさんあると思います。
ベトナムらしい生春巻きはもちろん、お好きなものを包んで、ぜひオリジナルの生春巻き(揚げ春巻き)を作ってみてください。
四角形が特徴の「ケンミン」のライスペーパーは、初めて生春巻きを作る方、両端を折りたたまず、巻きっぱなしの生春巻きを作りたいときにいいと思いました。