ベトナム北部名物の豚肉団子の汁麺、ブンモック(Bun moc)。
豚骨でダシをとったあっさりめのスープに、ブン(Bun、ベトナムでフォーよりポピュラーな米麺)、木耳入りの豚肉団子やベトナムハムなどが入ったおいしい料理です!
Bun mocはこんな料理です!
ホーチミンでは、ベンタイン市場の西門から徒歩1分のところにある「Bun Moc Thanh Mai(ブンモック・タンマイ)」というお店がベトナム人に人気です。

こちらは、ホーチミンに住んでいたときに家の近所にあった北部料理店のブンモック。
お店で食べたり、持ち帰りをしたり、出前を頼んだりとよくお世話になりました!
今回は、こちらのブンモックの味をイメージしたレシピを考えてみました。
付け合せの野菜に大葉(紫蘇)を入れるのがポイントです!ぜひ入れてみてくださいね。
材料 2人分

材料
- ブンの乾麺 200g
- スペアリブ 400g
- 生姜 親指1本分ぐらい
- 長ネギの青い部分 1本分
- 豚ひき肉 300g
- 乾燥木耳 3~4枚(大きめのものなら2枚) ※水で戻しておく
- にんにく 1片
- 卵 1個
- 片栗粉 大さじ2
- ヌックマム(ナンプラー) 小さじ1
- 鶏がらスープの素 小さじ1
- 塩、胡椒 適量
- 水 1.2ℓ

付け合せ用(お好みのものを!)
- 大葉(紫蘇)
- もやし
- ライム(レモン)
- 万能ネギ
- サニーレタス
- 揚げ玉ねぎ(エシャロット)
- 唐辛子
- チリソース
- ヌックマム(ナンプラー)
- パクチー
- 香草 など
1.スープを作る

鍋に水を張り、食べやすい大きさに切ったスペアリブ(煮込んだあと具になります、骨付きの場合はそのままで)、生姜の薄切り、ネギの青い部分を入れ、火にかけます。
私はネギの青い部分を他の料理で使ってしまったので、白い部分をぶつ切りにして使いました。
沸騰したらアクをすくい、弱火で1時間ほどコトコト煮ます(圧力鍋なら20分ぐらい)。
2.肉団子を作る

スープを煮込んでいる間に、肉団子を作ります。
フードプロセッサーに豚ひき肉、水で戻した木耳、にんにくを入れて細かくします。
※フードプロセッサーがない方は、そのままでOKです!

このように白っぽくなるまで練ると、ベトナムらしい肉団子になります。

練ったタネにヌックマム(小さじ1)、鶏がらスープの素(小さじ1)、片栗粉(大さじ2)、胡椒(適量)を入れ、卵1個を割り入れます。
2人分で豚ひき肉300gはかなり多めですので、200gでもいいと思います。
その場合は、卵の量を半分に減らしてくださいね。

すべての材料をよ~く混ぜ合わせます!
3. ブンの乾麺をゆでる

ブンは、ブンリュウクアと同じこちらのものを使いました。

乾麺を袋の表示時間通りにゆで(スープに浸っている時間を考えて、お好みでマイナス1分ぐらいにしても)、ざるにあげて水気を切ります。
4.肉団子をまるめてスープに入れる

できあがったスープ。

肉団子のタネをスプーンまたは手でまるめて、スープに入れます。
10分ぐらい煮て、上に浮き上がってきたらOKです。
この間にスペアリブと一緒に煮込んでいた生姜とネギを取り出します。
5.スープの味を整える
最後に、スープにヌックマム(小さじ1)、鶏がらスープの素(小さじ1)、塩胡椒(適量)を入れ、味を整えます。薄いと感じれば、ヌックマムを足してくださいね。
6.盛り付ける

どんぶりに水気を切ったブンを入れ、上からスープを注ぎ、煮込んだ肉団子とスペアリブをのせ、万能ネギやパクチーを散らします。あれば揚げ玉ねぎ(エシャロット)も。

食べるときは大葉やもやし、サニーレタスをちぎり入れて食べます。
酸味が欲しい方はライム(レモン)を、辛さが欲しい方は唐辛子を入れてください。
ベトナムのえび風味のラー油“サテトム”を入れると更においしいのですが(辛党の方におすすめです!)、なかったので日本の食べるラー油を入れて食べてみました。少し和風の味になりましたが、おいしく食べられました。

時間のある方は、ぜひベトナムハムも手作りしてみてください☆
(写真の麺の上にのっているのは“チャークエ”です)
良かったらこちらの記事もどうぞ!
【レシピ付】ベトナム風ハム“チャールア”を作ろう!~その1~
【レシピ付】ベトナム風ハム“チャールア”を作ろう!~その2~
【レシピ付】ベトナム風豚肉のさつま揚げ“チャークエ”を作ろう!~その1~
【レシピ付】ベトナム風豚肉のさつま揚げ“チャークエ”を作ろう!~その2~
[…] ブンモックを手づくりしてみませんか? 【レシピ付】“ブンモック(木耳入り肉団子の汁麺)”を作ろう! […]