日本で買えるベトナム食材シリーズ。
第6回は、株式会社アイ・ジー・エムより出ているインスタント食品「ベトナムのスープ粥」を紹介します。
●「アイ・ジー・エム」の紹介ページ
https://www.igmjp.com/product/vietnam-chao%e2%80%97onion/
ベトナム語でお粥は、Cháo。
語尾を上げて、チャオ↗と発音します。
ベトナム語のあいさつに「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」と、どの時間帯でも使える言葉、Xin chàoがありますが、この場合の“チャオ”は、シンチャ↘オのような感じで発音します。
※“シンチャオ”は丁寧すぎる言葉で、ベトナム人の間ではあまり使われていません
日本のお粥というと、病気のときに食べるイメージが強いですが、ベトナムのお粥はお肉や魚介と一緒に炊くので、しっかりと味がついていてスタミナがあります。
具材はイカ、豚ホルモン、鶏肉、白身魚、ひき肉(豚肉、牛肉)、田ウナギなどいろいろあります。
ネギ、生姜や大葉の千切り、フライドエシャロット(オニオン)などがトッピングされていて、とってもおいしいですよ。
フォードゥックチン通りにあるイカのお粥専門店「Quan CHAO MUC 10」
イカの旨味が凝縮!ホーチミン3区のイカ入りお粥専門店「CHAO MUC THANH SON」
ホーチミン3区・パスター通りにあるハノイ式お粥の専門店「Chao NGOC BICH HA NOI」
フライドオニオン味のお粥を食べてみました。
※商品はアイ・ジー・エムさんよりご提供いただきました
さて、前置きが長くなってしまいましたが、「ベトナムのスープ粥」の味は、パクチー味とフライドオニオン味の2種類。
カロリーはどちらも約90kcalと低カロリー。
90kcalというと、イカやタコのお寿司2貫分ぐらいです。
さらに、健康志向の人にうれしいグルテンフリー(小麦不使用)。
フライドオニオン味を食べてみました。
中にはお米の加工品(ベトナム産のお米使用)、粉末スープの素、香味油、フライドオニオンが入っていました。
香味油は玉ねぎとにんにくの香ばしい風味で、辛味はありませんでした。
作り方は簡単で、すべてのものをカップに入れ、カップ内側にある線まで熱湯(250ml)を注ぎ、たったの30秒でできあがりです!
中が見えやすいようにお碗に移しました。
さらさら〜っとしたスープのようで、お米はとろとろしています。
フライドオニオンの風味が強く、食欲をそそります。
レモン果汁、サテトム(ベトナムの海老風味のラー油)との相性も良かったです。
このままでもしっかり味がついていますが、塩気とコクがほしい方はヌックマム(またはナンプラー)を足しても。
低カロリーだけれど、油が入っているためか、物足りなさは感じませんでした。
小腹が空いたときや夜食にいいですね。
※「日本で買えるベトナム食材」シリーズ、過去記事はこちらからご覧ください